阪神大賞典予想
阪神大賞典といえば去年キセキが外したのを除けば10年で9回一番人気が馬券対象となっているガチガチレース。もっとも固い重賞なんて言われている。
血統としてはディープ産駒の独壇場。タフネスに秀でるサンデー系統と欧州母父の組み合わせも一矢報いるか。
「最も強い馬が勝つ重賞」の呼び名の通り重賞実績は重要。前走有馬記念組は信頼度を高く見てよい。
波乱要素としては明日は相当な悪天候が予想されることでの道悪か。しかし、3000Mという距離を考えると展開一発で逃げ切れるかというと厳しいところがあるのでは。
やはり人気通りの鉄板レースと予想する。
それを踏まえて本命はアリストテレス。
前前走の菊花賞では重賞初挑戦ながらクラシック無敗三冠馬コントレイルにクビ差に迫る2着。勝ち負けこそはさすがに実力負けと思うが、今回の出走馬の中では頭抜けてるいると見る。明日は道悪だろうから、前走のAJCで道悪を走って勝っているのも好条件。血統的には母父こそディープではあるものの、父はエピファネイアであり定石からは外れる。ただ、むしろタフさが要求されそうな明日のレースではプラスに働くのでは。
対抗はユーキャンスマイル
6歳と高齢ではあるが昨年の同レース勝利を評価。もっとも近走はメタメタなのですでに下降線ということも十分ありうる。色々とわかる一戦になるのでは。
前走有馬記念組は結果が良いのだけれど、出てるとは言え11着という結果をどう見ればいいのやら…。
鞍上武がどこまでやれるか。でも別に武が強いレースでもないんやな。
抑えはディープボンド
父がディープ系、母父はキングヘイローの欧州系で条件は満たす。重賞ではイマイチパッとしないが掲示板には残っているので最低限の実力はあるとみてよいのでは。
このレースで勝率が一番高い4歳馬であることも評価。
ヒモはショウリュウイクゾ
というか前走重賞勝ちがアリストテレス以外にはこいつしかいない。個人的にはディープボンドと評価拮抗だけど馬齢で下げた。
ただ、親父のオルフェーヴルが阪神で何をやったかを思うとレース場が合って無さそうとか思わないでも無い。
穴馬ナムラドノヴァン
大雨ならウチパクがなんかやりそう。血統的にも条件を満たす。本当にやってくれたら楽しいね。
というわけでまとめると
9アリストテレス ◎
10ユーキャンスマイル ○
6ディープボンド▲
8ショウリュウイクゾ△
5ナムラドノヴァン☆
馬券としては結局アリストテレスガチガチの鉄板じゃ無いかな。
ワイドで9-4、5、12でも買っとくのが面白そう。