淡々きゅうきゅう

ゲームなどの感想や雑記とか。

【2021年】今年プレイして楽しんだゲームオブザイヤー

ハイ皆さん今年も始まりました。

今年プレイして楽しんだゲームオブザイヤー、通称コプゲオの時間です。そんな物はない。

 

SteamのライブラリとかPSのトロフィーとか眺めて今年プレイしたゲームを思い返していたけど、そこまでプレイできては無いな。年間30本ぐらいクリアするゲーミングモンスターになりたいと常々思っているけど、2~3ヶ月クリアが無いみたいな期間が結構普通に出てしまう。

そんなスカスカなゲーム遍歴だけどとりあえず5本ぐらい上げていこう。

 

5位 Back 4 Blood

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L4Dシリーズの制作陣が手がけるゾンビシューターということで、大いなる期待を受けてリリースされた作品。

セガとワーナーの極悪コンビが関わってたり、デモ版は日本がおま国だったりと不穏な中リリースされたが、ひとまずは遊べる形でリリースされて良かった。

リリース当初は相当な難易度を誇り、野良だと仲間ガチャが開催されていたが、身内VCでプレイする分には歯ごたえがあって良いゲームだったと思う。

カードシステムも尖ったビルドを作れるとプレイフィールが変わったりと良いものだったが、偏執的なナーフアプデや、開放ツリーにファッションアイテムが混入されていて水増し感を感じるなど美味しい素材に蜂蜜をぶちまけるがごとき所業があったのが残念。

ナーフアプデへの批判はだいぶ答えたようで直近アプデでだいぶ難易度引き下げが行われたらしい(未プレイ)

最低難易度とはいえキャンペーンを回りきるぐらいは楽しんだので、来年あるらしいキャンペーンの拡張などは楽しみ。

ゲーパスでお得に遊んだのも良印象の一因かな……。

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4位 ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ

 

ペルソナ5のその後を描いた続編。無双形式アクションへのシステム変更でどうなるものかと思ったが、しっかりペルソナの緊張感のあるバランスと弱点を突くバトルの爽快さは健在だった。

なによりストーリーが良い。ペルソナ5は大人に傷つけられた子ども達が怪盗団という自衛的コミュニティを作り、復讐の結果世界を救う。すなわち受動的な物語であった。

一方、今作は怪盗団がキャンピングカーで日本中を回り、まさしく正義の味方となって悪を倒していく。スパイダーマンでおなじみ「大いなる力を持つ者が背負う、大いなる責任」を果たしていく物語となっていく。

全てにおいて、ペルソナ5を踏まえてその先が描かれたストーリーとなっているのだ。

ペルソナ5を楽しんだ人には是非とも、彼らのその先をこの作品で見届けてもらいたい。

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3位 Inscription

プレイして人に勧めるときにとにかくやってくれ以外の表現が難しい怪作。

謎めいておどろおどろしい雰囲気、多くを語られないプレイレビューに身構えるところがあるが、プレイしてみると意外とユーザーフレンドリーに出来ていることに気付く。

このゲームは、デジタルテーブルゲームである側面と、物語を語る装置である側面の両面を持っている。

この二つの相乗効果が絶妙である。ゲームは適度なやり応えを持つが、物語を読み取るのを邪魔するほどでは無い。

そして、能動的にプレイしていく体験が、物語体験をさらに楽しいものとしていく。

あくまでカジュアルなボリュームで良質な体験が出来るゲームである。年末年始の休みでクリアできると思うので是非。

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2位 Valorant

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以前から触ってはいたが、今年から本格的に挑んだ。

一発の被弾が重く、撃ち合いまでの姿勢作りが重要となる競技性の高い5vs5シューター。

先陣を切るアタッカーとなるデュエリスト、フラッシュや索敵など攻撃の起点を担当するイニシエーター、スモークを炊くなどして相手の動きを遮るコントローラー、設置型のスキルなどで陣地防衛で輝くセンチネルと役割毎に大きく特色のあるスキルも活用して、撃ち合いだけでは無い駆け引きが存在するのも大きいポイントだ。

戦いの中の閃きで勝利に導けたときの快感は中毒性があってたまらない。

オンラインFPSそのものはCS:Sあたりから触れてきてはいるが、マップ把握や有効戦術を学んだり、地道なエイム練習をして結果に反映される喜びを感じられたのはこのタイトルからである。

そして何より、身内でチームを組んでVCで連携をとる戦いの面白さがたまらない。

来年も相当プレイすると思う1作。

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1位 BIOHAZARD VILLAGE

バイオ7から始まったイーサン・ウィンターの物語。それをさらに昇華させたのがバイオ8ことバイオハザード ヴィレッジである。

バイオ7は弾が足りず、暗く恐ろしい一本道を恐る恐る進んでいく、原点回帰的な引き算の恐怖であった。

バイオ8は開けたマップ、自由な行動、豊富な弾薬。そしてそれらを押しつぶす恐ろしく強大なオオカミ男たち。足し算で飽和されていく恐怖である。

物語に集中させる構造であったバイオ7で築き上げたイーサンサーガがあるからこその、テーマパーク的な密度のあるスリルある激戦なのである。

今作単体と言うよりは、7から続くイーサンサーガを見事完成させた素晴らしき続編、偉大なシリーズという点で今年の1位に置きたいと思う。

7をプレイした人にはぜひプレイして貰いたいし、7未経験の場合はさらに幸せである。一度に2作を駆け抜けられるのだから。

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